こどもがお腹の中にいた頃、
私はマスコミで働いていました。
キー局の報道で
国内の事件・事故など
主に首都圏ネタを中心に扱う
社会部という部署で。
報道フロアは
ニュースのオンエア直前になると
緊迫していて、
ぎりぎりでしあがってくるニュース原稿、
それに合わせた放送用の映像、
視覚的にフォローするための字幕スーパー…
複数名でのチェックを終えて、
いざ放送。
学校では、
廊下や教室は走らないと教わりますが、
ここは論外。
報道フロアは
ほぼ全速力で駆け回ってて、
非常にバタバタしています。
担当記者が
スタジオ横の映像送出卓にたどり着くのは
そのニュース項目が始まる数秒前か
あるいは下手すると駆け込みながら
字幕スーパーを出す指示を出すことも。
突発のニュースが起きると
瞬時にそれぞれが持ち場につき、
凄まじい集中力とチームワークで
トップニュースに突っ込みます。
そんな現場で
・・・妊婦時代の自分も
走らざるをえませんでした。
つわりが酷くても
取材で現場に出してるから
夜勤できる人がいないから…と
引き受けざるをえませんでした。
自分でも負荷をかけてしまっていたと
わかってはいましたが、
仕事が仕事なだけに仕方ない部分もあり、
産休に入るよりも前に
切迫早産で入院。
さらに、肺の機能が成熟していない
28週で破水してしまい、救急車で搬送。
その後は外の世界と遮断され、
集中治療室での生活が待っていました。
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そして、こどもが生まれて
考えました。
この子がもう少し大きくなった頃、
お母さんとして胸を張って
やりたい仕事をしていたいなと。
マスコミの仕事も
私にとっては憧れの仕事の1つでした。
経験はまだまだ浅いけど;
これまで何気なく目にしてきた
ニュースの裏側を見てこれたのは
大きかった。
こどもを育てながら
マスコミの仕事を続けるには
家族の協力なしにはできないなと
ワーキングママを見て痛感。
我が家は
お互いの両親に頼れる環境ではなく、
旦那は週に何度か泊まり勤務があり、
ヘタすると何日も連続泊まりで
いつ帰ってくるのやら?な仕事。
私は
時短で未消化な働き方は
性に合わないし。
マスコミはもういいの⁉と
周りには聞かれるのですが
後悔はありません。
半端に残るより、
すぱっとマスコミを去り、
これまでの経験を生かして
もともと目指した教育界の門を
たたこうと思いました。
筆記試験が苦手で逃げてきたのですが・・・
こどもに
堂々と生きている姿を見せる立場で
いつまでも逃げてちゃダメだと
自分を奮い立たせました。
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asamasukune
社会人から教員採用試験 合格!
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