①基本的な生活習慣
②他人を思いやる心や生命を尊重する心
③積極的に社会参画できる力
④良好な人間関係を築く力
私が受験競争した自治体では
いずれかに関する問題が出題。
受験者4人で部屋に入ると
3人の面接官がおりました。
私たちのグループは②が出されました。
課題の発表があったのち、
3分程度の時間が与えられ
挙手した順に意見をいいます。
メモをしても構いません。
ひとりひとりが
自分の考えと
それを実現するための
具体的な取り組みを発表。
具体例を大きく括ると
地域と関わる活動についてが
多数意見に出ました。
ただ、
具体案は様々で…。
さて、一巡したのち、
集団での話し合いにうつります。
出された課題は、
同じ学年の先生という設定で
「1つの意見」にまとめなさい、でした。
私には
どの方の意見も尊重すべきもので
1つにしぼるというのは
難しく感じました。
そもそも、
具体的な取り組みを1つにしぼれと
言われているわけではないんですよね(笑)
ただ、話を進める意味でも
特に重点的に取り組む活動について
考えてみてはどうかと提案しました。
私たちは、
高校1年の担任で年度初めという設定で
話し合いを進めることに。
入学したばかりの1年生に
「他人を思いやる心」を育むためには…。
私は
他人のことを考えられる心の余裕を作るには
まずは本人が自信を持つこと、
安心できる環境からだと考え、提案。
教師が生徒のよさを認めること。
適宜、よさを伝えること。
自分が認められると、
視野が他人にも向けらるようになるはず。
そのうち、人間関係ができてきて、
あの子はこれが得意なんだと
友達のよさに気づいたり、
尊敬の眼差しで
高め合える仲間になるよう支援。
このようにして
1学期に
他人を思いやる心の基礎づくりをした上で、
2学期に学校の枠を飛び出し
他人を思いやる心や
生命を尊重する心を育む実践の場を
設定してはどうか。
私たちが注目したのは、
介護福祉施設で高齢者と関わることです。
核家族の世帯が多い中、
地域の高齢者と関わる機会を設けたい。
また、単発に行うのではなく、
プロセスも大事にしたいと考えました。
交流する前段階では、
身近な高齢者に
インタビューをするのはどうかと提案。
自分の祖父母や親戚、
または友達の祖父母など。
例えば、
自分たちと同じ年齢のときに
なにが流行っていたのか…。
どんな生活をしていたのか…など。
自分たちとは全然違う
と感じるところもあれば、
逆に
通じるような感覚があることに気づいて、
親近感がわくようになるかもしれません。
話を聞いてみることで、
世代が全く違う人たちへ対する
気持ちの変化をねらいます。
調べ学習は
学級で発表する場を設け、
友達がインタビューした人の話や
話を聞いてどう感じたかなどの意見を聞き、
当たり前だけど、
いろんな人がいることを実感させる。
「高齢者」との距離が縮まってきた段階で
ふれあいの場に向けての計画を立てる。
もちろん、
教師側は早い段階で
地域の介護福祉施設と連絡をとり、
交流会の実施の許可をとっておく。
交流会に向けて、
得意分野や好きなことを生かした
グループ編成をし、
生徒たちに
具体的な活動を考えさせる。
例えば、
フラダンスが好きなメンバーは
ダンスショーを披露。
発表するだけの一方向にならないよう、
必ず交流する時間を持つことも
条件にしました。
そして、事後には
お手紙を渡す…で終わってしまわないよう、
秋の文化祭へ招待するなど
つながりを大切にしていこうという流れに。
実際の面接では、
私の場合、
3分間で意見をまとめるのは
緊張してガチガチで…
きちんと整理されていないまま
順番が来てしまいました。
しかし、その後の話し合いでは、
学年会をしているような感覚で
楽しめました。
ホントに
このチームで学年が組めたらなと
思ったほど。
私が集団面接で特に意識したのは、
すでに述べたように
生活指導は
計画的に段階を踏んで取り組むことです。
イベント的に行うだけでは
生徒の心は育まれません。
継続指導があってこそなので、
長期的な取り組みを計画。
また、
意図的な取り組みではあるけれど、
教師主導でどんどん進めるのではなく、
なるべく生徒が自発的に取り組めるように
工夫していくことも重要です。
因みに、論文では
私は生活指導にしぼって対策しましたが、
これは面接でも生かせるのでオススメ‼
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社会人から教員採用試験 合格!
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